ツルだけじゃない鳥の部屋

参考文献

大西敏一、五百澤日丸、真木広造『日本の野鳥650』(平凡社)

高野伸二『フィールドガイド 日本の野鳥』(日本野鳥の会)


ブッポウソウの求愛給餌 長野県天龍村(2022)



2022年5月26日
長野県天龍村
カメラ: ニコンD500  レンズ: AF-Sニッコール200-500mm/5.6
仏法僧:仏教の三宝です。十七条憲法の「篤く三宝を敬え」の三宝です。「仏法僧」と鳴く鳥がいる、ということは古くから知られていました。そして、それは「ブッポウソウ」と名付けられました。

ところが、1935年のこと、とあるラジオ放送をきっかけに、仏法僧と鳴くのは、ブッポウソウとは似ても似つかぬコノハズクであることが判明したのです。

以来、コノハズクを「声のブッポウソウ」、ブッポウソウを「姿のブッポウソウ」と呼ぶようになりました。

森の宝石、ブッポウソウは、日本には限られた地域に、夏鳥として渡ってきます。有名なのが長野県の栄村と天龍村、そして岡山県の吉備中央町です。

今回は天龍村。秘境駅の宝庫・飯田線に、豊橋から入り、平岡駅で降りてブッポウソウ観察、帰りは辰野側に抜けて、飯田線完乗を果たしたのでした。

この日は交尾シーンも見ることができました。別ページで紹介しています。