ツルだけじゃない鳥の部屋

参考文献

大西敏一、五百澤日丸、真木広造『日本の野鳥650』(平凡社)

高野伸二『フィールドガイド 日本の野鳥』(日本野鳥の会)

Ian Sinclair, Phil Hockey, Warwick Tarboton, Peter Ryan "Birds of Southern Africa" (Princeton University Press)

Helm Field Guides: Nik Boroow, Ron Demey 『Birds of Western Africa』 Bloomburry Publishing
チドリ目


カモメ科


チャガシラカモメ
学名   Larus brunnicephalus
英名 Brown-headed Gull
体長 42cm

ラサ、ポタラ宮の真下の公園でたくさん見られました。


ユリカモメ
学名   Larus ridibundus
英名 Black-headed Gull
体長 41cm
翼長 98cm

いわゆる「隅田川の都鳥」はこれ。神奈川県の県鳥は「カモメ」となっていますが、常識的にはこの種を指すとみるべきか。この写真は横浜・山下公園で撮影。


オオズグロカモメ
学名   Larus ichthyaetus
英名 Pallas's Gull
体長 69cm
翼長 160cm

ラサ、ポタラ宮の真下の公園でたくさん見られました。

作品集: オオズグロカモメ ラサ(2016)


ウミネコ
学名 Larus crassirostris 
英名 Black-tailed Gull
体長45cm 
翼長 124cm

東北地方には集団繁殖地があります。この写真は釜石。

作品集: ウミネコ 千葉県船橋市(2016)
      ウミネコ-2 青森県 下北半島(2018)


シロカモメ
学名 Larus hyperboreus    
英名 Glaucous Gull 
体長 71cm 翼開長 135cm

カモメ類の識別はむずかしい。この種の3年目若鳥は白くてわかりやすい。この写真はオホーツク海岸の北浜白鳥公園で撮影。


ミナミオオセグロカモメ
学名 Larus dominicanus
英名 Kelp Gull
体長 55-65cm 翼開長 130-140cm

ケープペンギンのいるボルダーズビーチなどで見られました。


ギンカモメ
学名 Larus novaehollandiae
英名 Silver Gull
体長 40-42.5cm

赤いくちばしと足が目立つ、美しいカモメ。


ズアオカモメ
学名 Chroicocephalus cirrocephalus
英名 Grey-headed Gull
体長 39-43cm

カモメ類は判別が難しいが、これはわかりやすかった。


オニアジサシ
学名 Sterna caspia 
英名 Caspian Tern
体長 46-56cm  翼開長 130-145cm

日本でも見ることができ、日本産アジサシで最大種。


ベンガルアジサシ
学名 Sterna bengalensis
英名 Lesser Crested Tern
体長 35-43cm  翼開長 88-105cm

日本でも記録はある。これはセネガルで撮影。


コアジサシ
学名 Sterna albifrons
英名 Little Tern
体長 22-28cm  翼開長 47-55cm

日本産アジサシで最小。


エリグロアジサシ
学名 Sterna sumatrana 
英名 Black-naped Tern
体長 31cm 

八重山の嘉弥真島で、「卵を抱いているから、近づくと攻撃してくる」とおどかされましたが、無事でした。青い海と青い空に白いからだが映えます。


サンドイッチアジサシ
学名 Thalasseus sandvicensis
英名 Sandwich Tern
体長 36-41cm 

セネガル、ラングドバルバリ国立公園を見学するボートの船着き場で見ました。