ツルだけじゃない鳥の部屋

参考文献

Ian Sinclair, Phil Hockey, Warwick Tarboton, Peter Ryan "Birds of Southern Africa" (Princeton University Press)

Wikipedia

エジプトガン 南アフリカ(2013)



2013年9月15日
南アフリカ 西ケープ州 ボルダーズビーチ
カメラ: ニコンD7000  レンズ: AF-S ニッコール70-300/4.5-5.6
管理人はツル類を主に追いかけていますが、ツルは世界で15種です。これは、「ツル科」に属するのが15種類いるということで、その数はわりと明確です。ところで、ガン類についても、「世界で15種」と書いてあることがあります(日本野鳥の会の図鑑には、17種類と書いてあります*)。しかしこちらは要注意。「ガン類」は「カモ科」の一部分ですが、そのうちどの部分を「ガン類」と呼ぶかによって、数が変わるからです。「15種類」というときは、「マガン属」と「コクガン属」の鳥だけを数えており、他にも「ガン」と名のつく鳥はいるのに、それらは除外されています。このエジプトガンも除外されており、この鳥は「エジプトガン属」に分類されています。「全種類コンプリート」をしようと思うと、どこまでを範囲にするか、悩ましいところ。

エジプトガンという名前ですが、むしろアフリカ南部に分布しています。南アフリカでは、あちこちでよく見られました。

*ガンの種類数のばらつきについては、ガン類のページをご覧ください。